こんにちは、Koichiroです。
新型コロナウイルスの影響により、現在セブ島を含めフィリピン全土で大規模な規制・制限が行われています。
その影響で筆者の私も、(4/7現在)セブ島から日本へ帰ることができない状態です。そんなセブ島の様子をお伝えしていきます。
フィリピンの新型コロナウイルスの感染者数
4月6日時点では、フィリピンの累計感染者数は3660名です。
セブ島語学学校の対応
ほとんどの学校は休校(一部の学校は運営)
セブ島の語学学校は、原則休校。一部の学校ではオンラインレッスンを提供しているようです。
私の通っている語学学校NILSも現在休校中です。
現在セブ島留学中の方の様子
多くの学校ではすでに日本帰国を推奨しており、すでに帰国しているか、帰国できるまで寮に滞在しています。
私もインターン生活が終了し、帰っている予定でしたが、コロナウイルスの影響で飛行機がキャンセルされたため、NILSの寮に泊めていただいてます。
また、一部の学校では、授業ができない代わりにオンライン英会話を提供している学校があるようです。
セブ島の様子(ロックダウンされました…)
ロックダウン(都市封鎖)
・3月28日正午から4月28日まで、enhanced community quarantine(強化されたコミュニティ検疫)が実施され、外出禁止、車の運転禁止など制限されています。
各家庭、通行パスを持った1人のみが買い物に出られます。
現時点で発表されている情報
ビザ
4月3日時点で日本大使館によると、4月28日までに観光ビザの有効期限が切れる方は、4月29日以降に更新すれば良いとのことです。
また出国時、観光ビザが切れた方も、空港でもビザの更新(ビザ代金の支払い)が可能なようです。
※今後変更される可能性がある為、最新情報はフィリピン政府イミグレーション、または日本大使館にてご確認ください。
外出制限・外出パス
セブ市では、バランガイ(日本でいう町内会)内だけ外出可能なバランガイパスと、居住地以外のバランガイも含めセブ市内全て外出可能なECQパスの2種類があるようです。
パスを持っている場合でも外出は、食料品の買い出しまたは病院に行く場合などに限られており、外出可能時間は朝5時から夜8時までの間のみです。
また、セブ市内では、4月1日から外出時のマスク着用が義務付けられています。※違反者には罰金もあるようです。
スーパー
・モール内のスーパーや銀行、薬局のみ営業可能
・営業時間が短縮(ほとんどが19時まで)
・マスクとアルコール売り切れ状態
・入店まで1時間近く並ばなければならない
・品揃えは悪くないが、ヨーグルトやヤクルトなどの乳製品が少ない(私がいる地域の場合)
飲食店
・ほとんど閉まってます。空いているのはジョリビーかチョーキングのみ。
また、店内飲食は禁止されており、テイクアウトのみOK。
移動手段
・Grab、タクシーなどの利用不可
・バイクタクシー、ジプニーも利用不可
・飛行機、船は欠航が多発
観光地
・ボホール島:閉鎖(期間未定)
・オスロブ:閉鎖(期間未定)
・スミロン島:閉鎖(期間未定)
・ツマログ島:閉鎖(期間未定)
・モアルボアル島:閉鎖(期間未定)
・カワサン島:閉鎖(期間未定)
その他問題点
現在セブ島にいる日本人は帰国可能か?
現時点で、フィリピン航空は4月14日まで欠航、セブパシフィック航空は4月21日まで欠航することを発表しています。
セブ発着の国内線も3月18日から全て欠航している為、セブ島から第3国への経由便を使わない限りは、日本へ今すぐ帰ることは難しくなっています。本当に困りますね。
差別はあるか?
フィリピンは元々、外国人にいじめや差別をする気質ではないですし、親日なのもある為、現時点では差別はあまりありません。
しかし、数人には私の友達がコロナと罵られたようです。
スリや軽犯罪
フィリピンでも失業者が増えており、生活に困窮している人が新型コロナウイルスの影響で急激に増えています。語学学校の先生たちも何人か解雇されたようです。
その為、今後は、スリや恐喝、ひったくりなどの犯罪が増えるでしょう。そういった犯罪の注意もしなければなりません。
今後のセブ島
正直、今後のセブ島がどうなるのかわかりません。なぜなら、フィリピン政府、セブ州、各市から発表された規制は、期間を定めていないものが多く、いつまで続くのか分からないからです。
これからもできうる限り、最新の情報に更新していきますが、外務省、日本大使館、フィリピン政府、セブ州、各市、航空会社の情報も必ずご確認ください。
早くこの新型コロナウイルスが終息するのを願うばかりです。