こんにちは、Koichiroです。
「一生懸命勉強してるけど、覚えることができない」「やるべきことをすぐに忘れてしまう」そういった悩みを持った人はいると思います。
ただ、記憶力が悪いままだと、テストで良い点数が取れなかったり、仕事の効率が悪かったりと学業や仕事にも影響してしまいます。
記憶は私たちの日常生活で常に使い続けることなので、その力を上げればこれから先とても役に立ちます。
「このままでは嫌だ!」「物忘れを出来るだけなくしたい!」「記憶力を上げたい!」そんな場合どうすればいいのか。
そこで今回、記憶力を上げる習慣を紹介していきます。
記憶力とは何なのか
記憶力をアップさせる方法を紹介する前に、まずは「記憶力」とは何なのかを簡単に説明します。
そもそも記憶は「今日の朝食を何食べたのか」というように数時間から数日で消えていってしまう短期記憶と、幼い頃に怖い先生に怒られた経験のように何年経っても忘れない長期記憶の2種類に大きく分けられます。
したがって、長期記憶を数多く作り出せる人が記憶力が良い人ということになります。ここで重要なのが、長期記憶は短期記憶から作られるということです。
人間の脳のうち「海馬(海馬)」という部位が新しい記憶を司るとされています。
「海馬」は情報の不要・不必要を判別し、必要な情報を「短期記憶」から「長期記憶」に変えてくれます。
つまり、「海馬」がよく働き、短期記憶を長期記憶へと効率的に変換できる脳が、記憶力の良い脳だと考えられるのです。
記憶力を上げる方法1.十分な睡眠
まず始めに、脳全体に影響がある習慣から紹介します。記憶力が上がる習慣の1つ目は、十分な睡眠をとること。
睡眠には、脳が取得した情報を取捨選択し、必要な情報を記憶として定着させる役割があります。
また記憶を維持する上で最適な睡眠時間は6時間半~7時間半とされており、試験対策などで寝ずに勉強をするのは、記憶力だけでなく集中力も落ちるので逆効果です。
毎日十分な睡眠時間を確保するように心がければ、記憶力のアップに期待できます。
記憶力を上げる方法2.座り続けない
記憶力が上がる習慣の2つ目は、座り続けないことです。勉強や仕事などに必死になっていると、机の前に座り続けて、ほとんど移動しないという方もいるでしょう。
しかし、座り続けることは記憶力を劣化させてしまいます。座りすぎによる記憶力の低下を防ぐ為には、こまめに休憩を取り、「立ったり座ったりする」回数を増やすことが大事です。
記憶力を上げる為に座り続けないように意識しましょう。
記憶力を上げる方法3.暗記は25分集中して、5分休む
記憶力が上がる方法3つ目は25分集中して、5分休むことです。
いつもダラダラとやってしまいがちな人は、学習時間を30分単位に区切って暗記をするのが効果的です。
30分のうち25分は集中して机に向かい、残りに5分はストレッチをしたり、お茶を飲むなど勉強から離れて気分転換。これだけで脳の疲労感が軽減され、集中力が高まります。
休憩終了後は、1分ほど時間をかけて直前の25分で学んだことに目を通した上で新しいことを暗記すれば、記憶の定着度も高まるのです。
記憶力を上げる方法4.食事はよく噛んで食べる
記憶力が上がる習慣の4つ目は、よく噛んで食べることです。噛むことで脳内の血流が増え、脳の運動野や感覚野、前頭前野、小脳などが活性化します。
特に脳の前頭前野は判断、感情、行動、記憶、コミュニケーションなどを司る重要な部分です。
うつではこの前頭前野の機能が低下することが指摘されていますが、噛むことによって、前頭前野の血流が増え、機能が上がります。
忙しいと、食事をしっかりと噛んで食べることが減ってしまうかもしれませんが、そういう時ほど、よく噛むことを意識し、記憶力をアップさせましょう。
記憶力を上げる方法5.会話の中で、何度か相手の名前を呼ぶ
脳は繰り返し入ってくる情報を必要だと判断し、長く記憶に残そうとします。人の名前を覚えたいなら、一緒にいるときに相手の顔を見ながら、会話をして意識的に何度も名前を呼びましょう。
名前を呼ぶ回数が多いほど脳が必要性を感じるため、短時間でも覚えやすくなります。ですから、とにかく反復することが大事ということですね。
まとめ
いかがでしたか?
記憶力をアップさせるためには、普段の生活習慣を変えることが特に重要です。
適切な方法で実践していけば、必ず努力が実を結ぶはずです。海馬に良い習慣を心がけ、ぜひ素晴らしい記憶力を手に入れましょう。