【口臭がくさい!】その原因とは?

こんにちは、Koichiroです。

普段、人と会話をするとき、あなたは自分の口臭を気にしていますか?

話しているとき、自分の口臭がくさい場合や相手の口臭がくさいと嫌な気分になりますよね。

そこで今回は口臭がくさい原因を解説します。

この記事はこんな方におすすめ!
・くさい口臭が気になる
・くさい口臭の原因を知りたい

 

スポンサーリンク

口臭の種類

口臭には大きく分けて4つの種類があります。

1.生理的口臭

誰にでもあるにおいで、特に口臭がきついのが、起床直後(起床時口臭)、空腹時(飢餓口臭)、緊張時(緊張時口臭)です。

これは唾液の分泌が減少し、最近が増殖して口臭の原因物質である揮発性硫黄化合物(VSC)がたくさん作られるからです。

しかし、歯磨きで細菌やVSCが減少し、水分を積極的に補給するようにすれば唾液量が増加し、急激に口臭は弱まります。そのため治療の必要がなく、生活習慣の改善で良くなります。

他にも、女性の生理・妊娠時などホルモンバランス変化に伴う口臭、乳幼児期、学童期、思春期、成人期、老齢期、それぞれの年代固有の臭気(加齢臭)、民族的な口臭があります。

生理的口臭の3つの特徴

1.病的口臭ではないので常に周囲の人たちを不快にするわけでなく、たまに不快にすることがある程度。

2.口臭はあったりなかったり。

3.身体の状態、ストレスに対する耐性、会話条件、生活習慣などによって、発生したり、発生しなかったり。

 

2.病的口臭

鼻やのどの病気、消化器系の病気、呼吸器系の病気、糖尿病、肝臓疾患などが原因で口臭が起こる場合もあります。

また、病的口臭の90%以上は口の中に原因があり、歯周病、歯石、歯垢(しこう)、舌苔(ぜったい)、唾液の減少、義歯(入れ歯)の清掃不良などが挙げられます。

病的口臭は病気を治療することで口臭を治すことができるので、当てはまる方は早めに診断を受けてください。

3.ストレスによる口臭

ストレスにより唾液の量が少なくなると口臭がくさくなります。

4.飲食物・嗜好品による口臭

 

タバコ

酒、タバコ、ニンニク、ねぎ等による口臭。これらは一時的なもので、時間が経てばにおいも無くなるので治療の必要はありません。絶対口臭を臭わせたくない時は避けた方が賢明です。



口臭の原因となる病気

1.歯垢(プラーク)

歯垢とは、歯の表面に付着する柔らかい堆積物でほとんどが細菌のかたまりのこと。

食べ物の残りかすを栄養とする微生物とその代謝産物からなり、長期間たつと歯石を作っていきます。これが虫歯や歯周病の原因になります。



2.歯周病

初期の段階では、痛みもないので自覚できません。一見なんでもないようでも、歯を磨いたり、ちょっとした刺激で出血することがよくあります。

病気が進行すると歯茎からの出血に膿が混じるようになり、口臭もきつくなります。

3.虫歯

虫歯は独特のにおいがあります。歯垢(しこう)が付着していると歯を磨いてもなかなか綺麗にとれません。

それで虫歯ができてしまいます。食べかすや虫歯菌が、虫歯の穴の中にたまると口臭がキツくなります。

小さな虫歯ではそれほど臭いはしませんが、虫歯が進行するにつれて次第ににおいがキツくなります。神経が腐ってしまうと、強烈なにおいがします。

歯ブラシが面倒だという方は電動歯ブラシを使ってみては?↓
mous.ORALUMINUS

4.歯石

歯石とは歯垢が作ったかたく固まった石灰分のことです。歯石が付くことにより、歯周病を進行させます。また、歯石が多いと口臭もひどくなってきます。

5.舌苔(ぜったい)

舌の表面に白っぽいものが付着していることがあります。これを舌苔(ぜったい)と呼び、歯垢と似たような細菌のかたまりです。舌苔も口臭の原因ですが、舌を綺麗にすると口臭は軽減されます。

6.唾液の分泌量が減る

唾液は、口の中を洗い流す作用、最近の増殖を抑える作用、口の中の粘膜を保護するなどの作用があり、口臭予防に大切なものです。

唾液の分泌量が減ると口の中が不潔になるため、虫歯や歯槽膿漏になったり、口の中が乾燥したりして口臭がきつくなります。

7.人工歯、被せものを不潔にする

義歯(入れ歯)のプラスチック部分は色やにおいを吸着するので、毎日綺麗に清掃し、消毒剤に浸しておきましょう。

一度色やにおいが付いてしまうとなかなかとれません。また、歯に被せた金冠が古くなって穴が開いてたり、隙間ができていたりすると汚れが溜まりやすくなります。こちらも口臭の原因となります。

8.口腔ガン

口の中の癌(舌癌、頬粘膜(きょうねんまく)癌など)により口臭が発生する場合があります。

9.呼吸器系・消化器系の病気

全身症状が原因となり口臭が発生することがあります。原因となる病気を治すことで口臭は軽減されます。

10.鼻やのどの病気

鼻と口は繋がっているため、扁桃炎や喉頭炎などの炎症があると、タンパク質を含む血液や膿が口の中に出てきて、口臭が発生します。

 

まとめ:原因がわかったらそれを治しましょう!

今回ご紹介したように、口臭の原因はさまざま。まずは、自分の気になる口臭の原因を見つけて、それを治していきましょう。そうすれば次第に口臭は軽減されていきます。普段から、舌磨きや歯ブラシも丁寧に行うと良いでしょう。

 

 

口臭
最新情報をチェックしよう!